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2007年1月26日 (金)

とりあえず、本を読む その2

腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち Book 腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち

著者:杉浦 由美子
販売元:中央公論新社
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「オタク」と呼ばれる人たちがいるわけです。そしてそれは、かつては完全なる男性文化でした。蒐集という欲求は往々にして男性のほうが強い、という見解も作用しているのではないでしょうか。「オタク」はコレクター、という一面のほかにも、嗜好の特異性(反一般性)を持っています。

動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会 Book 動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会

著者:東 浩紀
販売元:講談社
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「おたく」の精神史 一九八〇年代論 Book 「おたく」の精神史 一九八〇年代論

著者:大塚 英志
販売元:講談社
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これらの本が挙げている「オタク」と異なるものとして、冒頭の本で取り上げている「腐女子」と呼ばれる所謂「女オタク」が存在します。この場合は、「やおい」というキーワードが重要になります。「やまなし、おちなし、いみなし」という語源から離れ、現在「やおい」が示すものはボーイズラブというジャンルです。男性と男性の恋愛を描いたジャンルです。「キャプテン翼」の二次創作あたりがその起点でしょうか。(諸説あります)現在では、二次創作ではなくオリジナルのストーリーの「ボーイズラブ」作品が世に溢れています。

男性と男性の恋愛(性交渉含む)は、女性にとって一切「自分」が関わらない世界です。妄想の世界から「自分」を消し去る理由について、本書では「現実とは違う「物語」を必要とするから」と述べています。男性向けの18禁漫画や小説には「セックス」があっても「物語」がない。しかし女性はあくまでも「物語」の中に「セックス」があることを求めるのだそうです。

ほんとか?

最終的に本書は、出産、格差、女性の地位、といった方向に話が進みます。「腐女子」は「腐っても女子」だ、と。

ああ、強いですね…

やはり東や大塚がいう「オタク」とは違う構造があるのでしょうか。そのあたりも考えてみたいですね。

個人的には「物語」は好きですが、そこに恋愛が描かれるのなら男女であって欲しいと思います。ロマンティックあげるよ。

いりませんか。

*スズキ*

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コメント

さすがというか、内容にあわせたトラックバックがつくものなのですね。
エロス満載だ。

あ、ドラゴンボールの終わりの歌だ!あれ、あれは「ロマンティックはね~るよ~♪」だったかな…。

いや、合ってるよ!
跳ねない!(笑)

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